「墓石への彫刻は、どんなふうにしているのですか?」というご質問を頂くことがあります。
ノミやトンカチで、カチカチっと彫刻するイメージを持っている方も多いようですが、現代はサンドブラストを吹き付けて彫刻をするというのが主流です。
文字彫刻は、ノズルの先端に開いた直径2ミリ程の穴から高圧のエアーとサンドを出して行います。
↑この写真は、お墓の正面文字を彫っているところです。字の大きさや深さに合わせてエアーの圧を調整したり、墓石の種類によってサンドを使い分けます。
雨の日などは石が水分を含むので、彫刻の際には勘を働かせて、慎重に作業します。
お客様が満足のいく仕上がりになるように、またその日その時の石の状態をみて微調整をしながら仕上げさせていただきます。